石狩の駐在所ガラスにひび、付近に破裂ボンベ

４日午前８時３０分頃、北海道石狩市親船町にある札幌北署石狩駐在所で、正面玄関風よけのガラスにひびが入っているのを、朝の点検に訪れた駐在所員が見つけた。

　付近には破裂したカセットコンロ用のガスボンベなどが落ちていた。ガラスはボンベが破裂して割れた可能性が高く、同署は器物損壊事件として調べている。

　発表では、駐在所の風よけの脇には、上部が破裂したボンベ１本とピンク色のジェル状着火剤十数個、溶けたビニール袋が散乱していた。駐在所員が３日午後６時頃に点検したときは異常がなく、付近の複数の住民が４日未明頃、「ボン」という破裂音を聞いたという。同署は３日夜～４日未明に、何者かがボンベを爆発させてガラスを割ったとみて、犯行時間帯の不審者情報を調べている。

　札幌市北区では１月下旬から、道警官舎や商業施設でボンベを爆発させるなどする事件が５件発生。官舎が狙われた事件で同署捜査本部は４月３０日、同区の主婦（５１）を激発物破裂容疑で逮捕した。同署は一連の事件との関連を調べている。taobao代行